第2回日本フットケア・足病医学会 関西地方会学術集会第2回 日本フットケア・足病医学会 関西地方会学術集会

MENU

事務局

独立行政法人 労働者健康安全機構
関西ろうさい病院 循環器内科内

〒660-8511 尼崎市稲葉荘3丁目1番69号

運営事務局

株式会社 エヌ・プラクティス

〒541-0046 大阪市中央区平野町1-8-13 平野町八千代ビル7階

TEL 06-6203-6731

FAX 06-6203-6730

MAIL jsfp2020-kansai@n-practice.co.jp

主催ご挨拶

  • 主催挨拶 1
  • 主催挨拶 2
関西ろうさい病院 循環器内科 飯田 修

Reality
“生の学び”をめざして

第2回 日本フットケア・足病医学会 関西地方会学術集会
会長 飯田 修
   関西ろうさい病院 循環器内科

この度、第2回日本フットケア・足病医学会 関西地方会学術集会を2020年11月28日 (土) に、大阪のブリーゼプラザにおきまして開催させていただくにあたりご挨拶させていただきます。

日本下肢救済・足病学会と日本フットケア学会の二学会合併後の2回目の関西地方会学術集会の大会長という大任を拝しまして、その重責に身の引き締まる思いです。今回は、副会長に毎度おなじみの森之宮病院 循環器内科の川﨑大三先生、そして岸和田徳洲会病院 循環器内科 藤原昌彦先生にご参画頂き、会を充実したものに出来るよう粉骨砕身で準備を進める次第であります。

今回の関西地方会学術集会のキーワードは、「Reality」にさせて頂きました。 重症下肢虚血 (CLI: critical limb ischemia)に対する下肢救済・創傷治療・歩行維持という治療目標は、以前と比較し疾患に対する認知から多職種治療(multidisciplinary treatment)により、大きく発展を遂げました。実際に、この学会が発展寄与した部分は大きく、今回の学会もその一助できればと考えます。そのような背景において、この地方会で何が可能で、何を目標とすべきかを今一度考えました。実際に下肢救済に関わる会が数多ある中、実際の「学び」を実現するためには、より実用的なセッションを構成すべきと考えました。

具体的には、座学としてキーワードは、

  • 1)CLI診断・治療の実際、「何よりもまずここを知っておいて!」、
  • 2) 稀有症例の実際、「そこで私は気が付きました」、
  • 3) 失敗症例の実際から学ぶCLI治療根幹、「同じ過ち繰り返さないで」、
  • 4) あなたならどうするの実際、「エキスパートの本音を聞く」

の四部構成を検討しております。

また森之宮病院からライブデモンストレーションによるカテーテル治療の実際+創傷に対するデブリドマン治療の実際を検討しております。

つまり、今回の会のテーマ「Reality」に準じ、他では見れない「生の学び」を実現したいと考えております。そしてこれらを達成するために、独善に頼らず最適かつ最新のevidenceとexperienceに基づいて、CLI治療のRealityをお届けできれば本望です。皆様があっと驚くようなプログラムを用意させて頂こうと思っています。

ご参加頂く先生方、コメディカルの皆さんには、一つでも多くのメッセージが発信できるように工夫を凝らし、あっと驚くようなプログラムをご用意できるよう鋭意準備を進めさせて頂きます。

会場は大阪・梅田駅からアクセスのよいブリーゼプラザです。多数のご参加を大阪の地でお待ちいたしております。


森之宮病院 循環器内科 川﨑 大三

副会長 川﨑 大三
    森之宮病院 循環器内科

今回、森之宮病院より重症下肢虚血に対する生のカテーテル治療、創傷治療について地方会初のライブ形式で放映致します。この分野は医師、看護師、技師、理学療法士など多くの他職種が関わる領域であり、各施設によりアプローチも様々かと思われます。今回のライブでは森之宮病院の重症下肢虚血に対する生の取り組みを皆様に見て頂き、議論したいと思います。どの職種の方でも一見の価値ありです、是非足を運んでください!

岸和田徳洲会病院 循環器内科 藤原 昌彦

副会長 藤原 昌彦
    岸和田徳洲会病院 循環器内科

日本下肢救済・足病学会と日本フットケア学会が2019年に合併し、設立された日本フットケア・足病医学会の第2回関西地方会学術集会の副会長を務めさせていただくことになりました。

フットケア・重症虚血肢の治療をとりまく問題は多岐にわたり、もはや単職種・単科・単施設のみの努力では太刀打ちできません。

カテーテル治療・血行再建のみでは不十分なことは言うまでもなく、正確な診断・治療またフォロー・教育を継続的に行っていかなければなりませんし、終末期医療も視野にいれた患者・家族関係を作っていく必要があります。

足を失う可能性がある、待ったなしの患者さんの幸せな生活を1年、2年伸ばすめに、この1日を本会と過ごしていただければ幸せです。

関西ろうさい病院 循環器内科 飯田 修

「会場開催」にこだわる

第2回 日本フットケア・足病医学会 関西地方会学術集会
会長 飯田 修
   関西ろうさい病院 循環器内科

皆様、関西労災の飯田です。
先ず今回の第2回フットケア・足病医学会開催に際してご協力を頂きました先生方・関係各社の方々に厚く御礼を申し上げます。コロナ禍において後ろ向きな雰囲気の中、皆様のご理解・ご協力なくして会の準備は成し得なかったと強く感じております。会開催まで時間がまだ時間はありますが、事務局と一丸となり充実した会を行えるようにしっかりと準備していきたいと思います。

昨今の学会・研究会はオンライン開催に傾倒していますが、今回の第2回フットケア・足病医学会に関してはソーシャルディスタンスを守った 「会場開催」にこだわりたい、と思いました。確かに、オンラインの会を重ねるごとにオンラインによる学会運営でかなりのことが網羅されることが確認されてきました。しかしながら学会運営の簡便さを手に入れられた反面失われたものが何か?それが会場開催による学会の価値だと考えます。それは、現場での温度感・空気感から得られるドキドキ感ではないでしょうか?現在少しずつですが、地域の会などで一部の他病院の先生とは数か月ぶりに会いました。やはりオンライン上での味わえない何とも言えないほっこりした気分になりました。またそれが”次に頑張ろう!”のモチベーションに繋がりました。確かにオンラインで会は継続できます。オンラインで学びの獲得は可能です。しかしながら医師の真のモチベーション改善・維持には繋がらない真のモチベーション維持には in personで会を行うべきという考えに行きつきました。医療人におけるモチベーション、コロナ鬱に負けないためにも可能な限りの元ある形に近づけることはリスクがありながらも重要と思っております。

もちろん、ここには言うまでもなくコロナに対するルールとマナーが必須です。もちろん当日は座席の間隔をあけ、また参加者も事前参加登録制で人数制限をするなどして、集合型での開催を実現したいと思っています。皆様におかれましては会運営においてご迷惑をおかけすることも多いかと思いますが何卒宜しくお願い致します。

2020年9月18日 飯田修拝


森之宮病院 循環器内科 川﨑 大三

副会長 川﨑 大三
    森之宮病院 循環器内科

今回、第2回フットケア・足病医学会でEVTライブを担当させて頂きます森之宮病院の川崎大三です。皆様お感じのようにPAD診療において一番難しく、まだまだ開拓の余地がある領域はCLTI診療です。その中で虚血の改善を目的とした血管内治療は必要不可欠ですが全てではなく一部にしか過ぎません。CLTI患者の血管はまさに究極末期の動脈硬化状態であることが多く効率的な血行再建を行うには様々な知識と経験が必要とされます。血管内治療のテクニック、ストラテジーの立て方にもう少し引き出しを増やしたい方。これから始めようかと思っている方々に少しでもお役に立てるようなプログラムになっておりますので是非、生でしか味わえないライブを見に来てください。

岸和田徳洲会病院 循環器内科 藤原 昌彦

副会長 藤原 昌彦
    岸和田徳洲会病院 循環器内科

みなさまこんにちは、いよいよあと2か月になりました。

フットケア・足病医学会は普段は別々のフィールドで診療・議論している人たちが一堂に会する、大変に意義深い学会です。特に今回の関西地方会ですが、まさにオール関西のメンバーが集結するプログラムとなりました(オールジャパンといっても過言ではないかもです)。特に今回は、血管内治療のライブデモンストレーションを行いますので、普段なかなか見る機会のない方々も、ぜひぜひお楽しみください。

コロナ禍においては100%会場開催は難しい時代が来ています。ただここ半年、多くの学会・イベントを観てまいりましたが、100%WEB開催の限界も感じてきました。「熱量」のある学会・ライブをそのまましっかりとおとどけするために、しっかり準備していきます。

ホームページ・Facebookでも情報を適時Upしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


top