NEXT (Nara Endovascular eXperience
and Technology) 2019 開催にあたって

近年、わが国では罹患患者の高齢化と医療技術の進歩により、低侵襲で高い治療効果を有する血管内治療の需要が年々高まっています。特に大動脈や末梢血管疾患の治療方法として、血管内治療は急速に普及し、多くの施設で第一選択となっています。その一方、実臨床でさまざまな症例に遭遇するにあたり、治療戦略の立て方や治療手技が施設間で大きく異なっています。これらの状況を考慮し、日本の血管内治療をリードしてきた施設が集まり、各施設で蓄積してきた経験の共有と、最新のエビデンス構築や新規デバイス評価を目的とした血管内治療に関する研究会Nara Endovascular eXperience and Technology(NEXT)symposiumを昨年2018年に設立しました。

設立の目的は以下の2つに集約されます。

① 血管疾患に対する血管内治療の高いレベルでの標準化を図り、本邦の医学・医療の進歩・向上に寄与する。
② 放射線科および他科の若手医師に対して血管内治療を中心とする治療手技や血管疾患全般の教育に注力する。

第1回目を昨年11月に開催させて頂き、初めての開催に関わらず300名近くご参加頂くことができました。前回はライブプログラムのみでしたが、第2回目となるNEXT2019では、より多くの方がご参加できるプログラムとなるよう4つの新しい企画を組みました。

まず、単位申請について、今回からIVR専門医更新単位(5単位)、インターベンションエキスパートナース専門医更新単位(10単位)、日本脈管学会認定脈管専門医更新単位(1単位)が取得可能となりました。またOff the Job Trainingについて、最大5時間のCertificateの発行ができるようなプログラムもご用意いたしました。 2つ目は、ライブプログラムの前日となる10月31日に症例検討会を開催し、ざっくばらんに議論をしたいと考えています。最優秀演題賞の先生には、翌日のライブプログラムでコメンテーターとしてもご参加頂きます。血管内治療には医師のみでなく、放射線技師、看護師との連携が非常に重要であり、メディカルスタッフ向けのプログラムもご用意致しました。
3つ目、ライブデモンストレーションでは、今回はIVRセンターとハイブリッドオペルームの計3室からの中継とし、7症例を供覧頂きます。
下肢閉塞性動脈硬化症へのEVT 2例、腹部大動脈瘤のEVAR 2 例、胸部大動脈瘤 TEVAR 1例、内臓動脈瘤のコイリング2 例を予定しており、参加者の皆さまと治療戦略、デバイス選択など幅広く議論できればと思います。
NEXTのプログラムを通じてこれから血管内治療を始めようとする人、血管内治療をサポートされている技師さんや看護師さんの明日からの実臨床にお役に立てますと主催一同幸いに思います。
ぜひ一緒に勉強し、会を盛り上げていきましょう。

吉川公彦
NEXT symposium 実行委員長
(奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター 教授)

吉川公彦
youtube:再生ボタン

実行委員

井上政則
井上政則
慶應義塾大学
放射線診断科
鬼塚誠二
鬼塚誠二
久留米大学病院
外科
尾原秀明
尾原秀明
慶應義塾大学医学部
外科
福田哲也
福田哲也
国立循環器病研究センター病院
放射線科
本郷哲央
本郷哲央
大分大学医学部附属病院
放射線科
山岡輝年
山岡輝年
松山赤十字病院
血管外科
山口雅人
山口雅人
神戸大学医学部附属病院
放射線診断・IVR科

事務局

市橋成夫
市橋成夫
奈良県立医科大学
放射線科・IVRセンター
(事務局長)
藤村直樹
藤村直樹
東京都済生会中央病院
心臓血管外科
(会計担当)

NEXT2019 ファカルティー

足立 憲
山陰労災病院
放射線科
猪狩公宏
東京医科歯科大学
血管外科
内山英俊
総合病院 土浦協同病院
血管外科
大塚裕之
久留米大学病院
外科
小川普久
聖マリアンナ医科大学
放射線医学
片田芳明
東京女子医科大学東医療
センター 放射線科
加藤憲幸
三重大学病院
放射線科
金子健二郎
新百合ヶ丘総合病院
血管外科
久良木亮一
九州医療センター
血管外科
小林 平
JA広島総合病院
心臓血管外科
古屋敦宏
旭川医科大学病院
血管外科
阪口昇二
松原徳洲会病院 大動脈
ステントグラフト・血管内治療科
佐藤友保
土谷総合病院
放射線科
佐村 誠
山口大学医学部附属病院
血管外科
柴田 豪
市立函館病院
心臓血管外科
末吉英純
長崎大学病院
放射線科
杉本幸司
神戸大学医学部附属病院
放射線科
墨 誠
埼玉県立循環器・呼吸器病センター 
血管外科
寒川悦次
大阪市立大学医学部附属病院
放射線科
高山勝年
医真会八尾総合病院
放射線科・脳血管内治療科
高山利夫
東京大学医学部附属病院
血管外科
田中利洋
奈良県立医科大学
放射線科・IVRセンター
谷口尚範
天理よろづ相談所病院
放射線部(診断部門)
戸谷直樹
東京慈恵会医科大学附属柏病院
血管外科
中井資貴
和歌山県立医科大学
放射線医学講座
西尾福英之
奈良県立医科大学
放射線科・IVRセンター
服部 努
相模原協同病院 日本大学医学
部附属板橋病院 血管外科
坂野比呂志
名古屋大学医学部附属病院
血管外科
東浦 渉
沖縄県立中部病院
放射線科
古山 正
九州大学病院
第2外科(血管外科)
前田清澄
草津総合病院
放射線診療センター
前田剛志
東京慈恵会医科大学
外科学講座 血管外科
松原健太郎
慶應義塾大学
外科
嶺 貴彦
日本医科大学千葉北総病院
放射線科
元木 学
森之宮病院
心臓血管外科
山本浩詞
住友病院
血管内治療(IVR)センター

サポートスタッフ

岩佐 憲臣  九州中央病院 血管外科

鳥飼 秀幸  慶應義塾大学病院 放射線診断科

奈良県立医科大学 放射線診断・核医学科、IVRセンター

岩越 真一

立元 将太

豊田 将平

田口 秀彦

稲垣 真裕

永富 暁

吉山 穣

中井 貴大

下原 悠一

奈良県立医科大学 胸部心臓血管外科

廣瀬 友亮

平賀 俊

NEXT2019 開催概要

会期 2019年 10月31日(木)・11月1日(金)
会場 ホテル日航奈良
4階 飛天
〒630-8122 奈良県奈良市三条本町8-1
TEL 0742-35-8831
交通アクセス
主催 NEXT実行委員会
事務局 奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター内
〒634-8521 奈良県橿原市四条町840
運営事務局 株式会社エヌ・プラクティス内
〒541-0046 大阪市中央区平野町1-8-13 平野町八千代ビル7F
E-mail : next-info@n-practice.co.jp
TEL : 06-6203-6731 FAX : 06-6203-6730
取得可能単位 ・IVR専門医更新単位(5単位)
・インターベンションエキスパートナース専門医更新単位(10単位)
・日本脈管学会認定脈管専門医更新単位(1単位)
・Off the job training(OffJT) (最大5時間)

プログラム

Day 1
10月31日 (木)

18:00-20:00

症例検討会  (会場:4階 飛天)

座長 鬼塚 誠二、山岡 輝年、山口 雅人
コメンテーター 小川 普久、金子 健二郎、久良木 亮一 、寒川 悦次
O-1「Open-stent migration に対するBalloon technique TEVAR」
神山 拓郎 (天陽会中央病院 放射線科)
O-2「(GW誘導に工夫を要した)ステントグラフトとTAEにて治療した肝動脈仮性動脈瘤の一例」
花輪 真  (市立旭川病院 放射線科)
O-3「早期ステントフラクチャーの1例」
和多田 晋 (川崎市立川崎病院 血管外科)
O-4「肋間動脈再建部の吻合部仮性瘤に対し、ステントグラフト併用コイル塞栓術を行った一例」
岡田 卓也 (神戸大学医学部附属病院 放射線診断・IVR科)
O-5「EVAR後type Iaエンドリークに対してup-and-over snorkel techniqueにより治療した1例」
伊藤 栄作 (東京慈恵会医科大学附属柏病院 血管外科)
O-6「術後膵液漏出血症例に対するバイアバーン留置後に体内からバイアバーンが消失した一例」
影山 健  (大阪市立大学医学部 放射線診断学・IVR学)
O-7「Zenith Alpha thoracic endovascular graft proximal component中枢端の展開不良からなんとかbailoutできた1例」
長山 拓希 (国立病院機構長崎医療センター 放射線科)
O-8「内骨格は本当に怖いと思った1例」
原 正幸  (東京慈恵会医科大学 血管外科)
O-9「腎動脈瘤内に逸脱したステントのセル内をtraverseし、ステントグラフトでの動脈瘤のexclusionに成功した1例」
鳥飼 秀幸 (慶應義塾大学病院 放射線診断科)
O-10「C-TAG Active controlの展開中に糸が切れた症例」
大森 槙子 (東京慈恵会医科大学 外科学講座 血管外科)
19:00-20:00

NEXT2019 メディカルスタッフ イブニングセッション  (会場:4階 羽衣)
「IVRに携わる放射線技師の工夫や自施設の特徴」

座長   秋山 敬純 (市立奈良病院 医療技術部 放射線室)

     森田 展弘 (奈良県立医科大学附属病院 中央放射線部)

特別コメンテーター 
     市田 隆雄 (大阪市立大学医学部附属病院 中央放射線部)

     林 秀隆  (天理よろづ相談所病院 放射線部)

演題 1  柴田 圭祐 (奈良県立医科大学附属病院 中央放射線部)

演題 2  山添 元士 (京都第二赤十字病院 放射線部)

演題 3  高尾 由範 (大阪市立大学医学部附属病院 中央放射線部)

演題 4  田邊 文衞 (天理よろづ相談所病院 放射線部)

演題 5  郡司 威  (東京都済生会中央病院 放射線技術科)

Day 2
11月1日 (金)

8:40-18:15

ライブセッション (会場:4階 飛天)


8:30

Opening Remarks  吉川 公彦


8:40- 9:45

Live Demonstration 1 :
やっぱり最後はEndoluminal bypass!【共催】日本ゴア株式会社

術 者 市橋 成夫
第1助手 山岡 輝年
手術コーディネーター 市橋 成夫、東浦 渉、藤村 直樹
座 長 加藤 憲幸、金子 健二郎、山口 雅人
コメンテーター 足立 憲、久良木 亮一、佐藤 友保、佐村 誠、市田 隆雄

Short Lecture 1 :
Iliac PADにもStent Graft【共催】日本ゴア株式会社

演 者 金子 健二郎(新百合ヶ丘総合病院 血管外科)

Short Lecture 2 :
適材適所のバルーン選択とは【共催】株式会社カネカメディックス

演 者 玉井 宏明 (春日井市民病院 血管外科・血管内治療センター)

9:55-10:15

Coffeebreak Seminar 1
Drug technology時代のSFA治療における有用性と安全性を再考する【共催】日本メドトロニック株式会社

座 長 小林 平  (JA広島総合病院 心臓血管外科)
演 者 永富 暁  (奈良県立医科大学 放射線診断・核医学科、IVRセンター)

10:15-11:15

Live Demonstration 2 :
Zenith Alpha Abdominal up to date【共催】Cook Japan株式会社

術 者 市橋 成夫
第1助手 鬼塚 誠二
手術コーディネーター 東浦 渉、藤村 直樹
前半
座 長 加藤 憲幸、金子 健二郎、山口 雅人
コメンテーター 足立 憲、久良木 亮一、佐藤 友保、佐村 誠、市田 隆雄
後半
座 長 中井 資貴、本郷 哲央、森景 則保
コメンテーター 猪狩 公宏、末吉 英純、高山 利夫、古山 正、前田 清澄、山本 浩詞

Short Lecture 3 :
Zenith Alpha Abdominal up to date【共催】Cook Japan株式会社

演 者 原 正幸  (東京慈恵会医科大学附属病院 血管外科)

11:20-12:20







Live Demonstration 3 :
放射線科医のコイリング1:匠の技を盗め【共催】ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

術 者 井上 政則
第1助手 鳥飼 秀幸
手術コーディネーター 東浦 渉、藤村 直樹
座 長 中井 資貴、本郷 哲央、森景 則保
コメンテーター 猪狩 公宏、末吉 英純、高山 利夫、古山 正、前田 清澄、山本 浩詞

Short Lecture 4 :
ハイスペックAngioCTをどう使いこなす? 【共催】キヤノンメディカルシステムズ株式会社

演 者 田中 利洋 (奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター)

12:30-13:00

Luncheon Seminar 1 :
When and how to choose optimal devices in SFA treatment?  
~DESとDCBの境界線~【共催】ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社

座 長 高山 勝年 (医真会八尾病院 放射線科・脳血管内治療科)
演 者 山岡 輝年 (松山赤十字病院 血管外科)

13:00-13:30

Luncheon Seminar 2 :
Experience the New Level of Control【共催】日本ゴア株式会社

座 長 吉川 公彦 (奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター)
演 者 大木 隆生 (東京慈恵会医科大学 血管外科)

13:35-14:35

Live Demonstration 4 :
TEVAR新時代【共催】日本ゴア株式会社

術 者 市橋 成夫
第1助手 藤村 直樹
手術コーディネーター 東浦 渉、西尾福 英之
座 長 鬼塚 誠二、阪口 昇二、坂野 比呂志
アドバイザー 大木 隆生
コメンテーター 大塚 裕之、小川 普久、片田 芳明、墨 誠、元木 学

14:35-14:55

Coffeebreak Seminar 2 :
世界初!大腿膝窩動脈用 .014inch GW対応 Rapid Exchange DCB “Lutonix RX”【共催】株式会社メディコン

座 長 吉川 公彦 (奈良県立医科大学 放射線科・IVRセンター)
演 者 藤村 直樹 (東京都済生会中央病院 心臓血管外科)

15:05-18:15







































Live Demonstration 5 :
これであなたも石灰化病変マスター【共催】センチュリーメディカル株式会社
カーディナル ヘルス ジャパン  

術 者 市橋 成夫
第1助手 山岡 輝年
手術コーディネーター 東浦 渉、市橋 成夫、西尾福 英之
座 長 大木 隆生、尾原 秀明、服部 努
コメンテーター 内山 英俊、片田 芳明、古屋 敦宏、寒川 悦次、嶺 貴彦

Short Lecture 5 :
NSEで石灰化に立ち向かう【共催】ニプロ株式会社

演 者 福永 匡史 (森之宮病院 循環器内科)

Short Lecture 6 :
腸骨動脈ステントMisago【共催】 テルモ株式会社

演 者 稲垣 真裕 (奈良県立医科大学 放射線診断・核医学科、IVRセンター)

Live Demonstration 6 :
最後の砦:Active seal【共催】日本ライフライン株式会社

術 者 本郷 哲央
第1助手 岩越 真一
手術コーディネーター 東浦 渉、西尾福 英之
前半
座 長 大木 隆生、尾原 秀明、服部 努
コメンテーター 内山 英俊、片田 芳明、古屋 敦宏、寒川 悦次、嶺 貴彦
後半
座 長 杉本 幸司、戸谷 直樹、福田 哲也
コメンテーター 小林 平、柴田 豪、高山 勝年、谷口 尚範、前田 剛志

Short Lecture 7 :
唯一のunibody stent graft AFXの特徴と有用性【共催】日本ライフライン株式会社

演 者 阪口 昇二 (松原徳洲会病院 大動脈ステントグラフト・血管内治療科)

Short Lecture 8 :
interlock35の塞栓力とコストメリット ~interlock35をどこでどう使うか~【共催】ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社

演 者 末吉 英純 (長崎大学病院 放射線科)

Live Demonstration 7 :
放射線科医のコイリング2:匠の技を盗め

術 者 田中 利洋
第1助手 立元 将太、豊田 将平
手術コーディネーター 東浦 渉、西尾福 英之
座 長 杉本 幸司、戸谷 直樹、福田 哲也
コメンテーター 小林 平、柴田 豪、高山 勝年、谷口 尚範、前田 剛志

Short Lecture 9 :
Target XXL 360 Detachable Coilsのパフォーマンス【共催】日本ストライカー株式会社

演 者 井上 政則 (慶應義塾大学 放射線診断科)

18:15

Closing Remarks  吉川 公彦


【ライブ共催】

ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社、日本ストライカー株式会社、株式会社カネカメディックス、
キヤノンメディカルシステムズ株式会社、 テルモ株式会社、株式会社フィリップス・ジャパン、株式会社メディコン

8:40-18:15

ポスター展示  (会場:4階 ホワイエ)

P-1「尿管腸骨動脈瘻疑いに対して出血源同定に難渋した1例」
稲村 健介 (獨協医科大学 放射線医学講座)
P-2「TVEが有効であったTAE後の巨大骨盤AVM」
宇賀神 敦 (自治医科大学 放射線医学教室)
P-3「右総腸骨動脈瘤に対し、IBEとViabahnを用いて内腸骨動脈温存を試みたが断念せざるを得なかった一例」
飯井 克明 (名古屋大学医学部附属病院 血管外科)
P-4「偽腔拡大を伴うB型大動脈解離に対するTEVAR後,中枢からのエンドリークの制御に難渋した1例」
小徳 暁生 (聖マリアンナ医科大学病院 放射線科)
P-5「解離性下行大動脈瘤破裂に対するステントグラフト治療後にRTADを発症した1例」
小池 祐哉 (横浜労災病院 放射線IVR科)
P-6「Chimney EVAR in hostile neck AAA」
菊池 直哉 (慶應義塾大学医学部 外科)
P-7「Hourglass 状の腹部大動脈瘤に対し double D technique を用いた EVAR の 1 例」
森景 則保 (山口大学医学部附属病院 第一外科)
P-8「破損したバルーンカテーテルを血管内治療のみで回収しbail outした1例」
今井 伸一 (九州医療センター 血管外科)
P-9「単一ルートからのballoon-assisted double microcatheter techniqueによるコイル塞栓術が有効であった紡錘状脾動脈瘤の1例」
高良 祐葵 (東京医科大学八王子医療センター 放射線科)
P-10「下腿限局性病変に対するEVTでDevice通過に難渋し手技不成功となった1例」
本間 健一 (松山赤十字病院 血管外科)
P-11「Y-graft置換術後の左総腸骨動脈瘤に対して、両方向アプローチおよびpull through法で動脈瘤のisolationを行った一例」
藤本 順平 (神戸医療センター中央市民病院 放射線診断科)
P-12「右腎動脈破裂と左内腸骨動脈仮性瘤に対して血管内治療を行った一例」
松浦 壮平 (東京大学 血管外科)
P-13「診断が困難であった大動脈十二指腸瘻の1例」
上硲 敦文 (和歌山県立医科大学 放射線科)
P-14「弓部大動脈置換術(TAR)後に生じた左総頚動脈吻合部仮性動脈瘤と周囲膿瘍に対して頚動脈直接穿刺によりVIABAHNを留置し、経皮的縦隔ドレナージを行った1例」
野田 健仁 (大阪市立大学大学院医学研究科 放射線診断学・IVR学教室)
P-15「TEVAR後、type2 endoleakによる破裂をきたしたと思われる解離性胸部大動脈瘤の一例」
姫野 貴司 (大分大学医学部附属病院 放射線医学講座 放射線科)
P-16「足背動脈バイパス術後グラフト閉塞の後に血栓摘除と足背動脈のEVTにて開存を得た1例」
赤木 大輔 (地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター 血管外科)
P-17「正中仙骨動脈及び腰動脈type II ELに対して、RIKISHI®️H3K2を用いて内腸骨動脈アプローチでTAEを施行した1例」
玉井 宏明 (春日井市民病院 血管外科・血管内治療センター)
P-18「ステントグラフトIBE留置時の内腸骨動脈ステントグラフト挿入困難に対する内腸骨動脈バルーン拡張術」
川久保 英介(九州大学大学院 消化器・総合外科)
P-19「SMA閉塞による慢性腸管虚血・食欲不振・体重減少・透析効率低下に対し、経腹的SMAステント留置が著効した一例」
高木 睦郎 (東京西徳洲会病院 外科(血管外科))
P-20「AFX chimneyを行なった1例」
手島 英一 (福岡和白病院 心臓血管外科)
P-21「腫瘍浸潤による腸骨動脈狭窄に対して経皮的ステントグラフト治療を行った1例」
田中 宏明 (愛媛大学 放射線科)
P-22「脾実質内にaneurysmal changeを伴った巨大脾動脈瘤の一例」
坂本 憲昭 (加古川中央市民病院 放射線診断・IVR科)
10:15-17:10

OffJTプログラム   (会場:4階 飛天)

実施日時

2019年11月1日(金)
1)10:15-11:15
2)11:20-12:20
3)13:35-14:35
4)15:05-16:05
5)16:10-17:10

コース内容

EVT-1

EVT Guidewire Education Course

ETOSS(イートス)とは…Educational Total Occlusion Simulation Systemの頭文字から作った造語であります。
各種CTO(慢性完全閉塞)で選択されるGuidewireの製品特性は、それぞれ設計を細かく変えて特徴を持たせております。
その違いを“閉塞病変モデル”を用いて触感的且つ視覚的に体感をして頂く目的のシュミレーターであります。
CTO-Guidewireに求められる特性として“穿通性”と“トルク伝達性”は重要な要素と考えております。
是非とも“ASAHI Guidewire Lineup”をETOSSで体感して下さい。

【運営協力】朝日インテックJセールス株式会社

募集人数
(1時間枠)
3名 (最小実施人数 1名)
COIL

3コースで
1時間

Tips of Cerenovus Coilsコース

複数の血管モデルに対して、異なった種類のコイルを用いたハンズオンを行います。
コイルの使用方法、状況に応じたコイルの種類・サイズ選択の習熟を目的と致します。

【運営協力】ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社


Interlock/IDCシリーズ 機械式コイルを使いこなす!

機械式デタッチャブルコイルの使い方、特長・利点、注意点、トラブルシュートのテクニックについて、網羅的にご習得頂くことができます。
サンプル品と血管モデルを用いて、ガイドワイヤとカテーテルのアクセスから始まり、親血管、動脈瘤に留置するところまで、社員がサポートさせて頂きます。
コイルは18タイプと35タイプをご用意し、それぞれのポイントをご習得頂きます。

【運営協力】ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社


ハイドロゲルコイル【AZUR CX35】ハンズオンコース

本コースではテルモの35インチ・ハイドロゲルコイル【AZUR CX35】のハンズオンを中心に実施します。模擬血管モデルを使用し、内腸骨動脈へのコイル留置を実施、その際にコイル挙動、及び理想的コイル配置等を体感頂けます。
また本製品は保険算定条件として「所定の研修を修了した医師が実施した場合に限り算定できる」との条件がついておりますが、今回ご参加頂きました先生方はこの研修に該当となります。

【運営協力】テルモ株式会社 

募集人数
(1時間枠)
3名 (最小実施人数 1名)
EVT-2

SUPERAトレーニングコース

SUPERAの基礎的な情報から臨床成績まで座学で習得していただいた後、特徴のある留置方法をハンズオンキットを用いて体験頂けます。
留置前からの準備の重要ポイントや至的留置に関するコツをハンズオンを通してお伝え致します。

【運営協力】センチュリーメディカル株式会社

募集人数
(1時間枠)
4名 (最小実施人数 3名)
ECHO

エコー下穿刺コース

下肢閉塞性動脈硬化症に対する治療は、従来のバイパス術や内膜剥離術等の外科的治療科から、血管内治療へパラダイムシフトしてきております。最も大きな要因は、デバイスの目覚ましい進歩によるものでありますが、そのデバイスを用いる上で、穿刺は最も重要な手技となります。高度石灰化で一部しかヘルシーな動脈がない、distal punctureを要するような症例等、エコー下穿刺が必須となる症例も少なくありません。しかし、on the jobでの経験では限界があり、エコー下穿刺ならではの技術をOff the jobでトレーニングすることは、非常に重要となってきております。今回のコースでは、各病院ごとでも可能なエコー下穿刺のOff the job trainingを提供し、エコーの描出の仕方、穿刺のテクニックにつき学んでいただきます。

【運営協力】キヤノンメディカルシステムズ株式会社

募集人数
(1時間枠)
4名 (最小実施人数 1名)
SG

エクスクルーダーIBEコース

当コースでは ゴア エクスクルーダーY字型ステントグラフトシステムの留置手技に加え、腸骨分岐用デバイス ゴア エクスクルーダー IBEの留置手技を体験していただけます。 大動脈腸骨動脈瘤の疾患モデルの透視画像を見ながら、器具をシミュレーターに挿入することで、ステントグラフト留置の流れ、各ステップにおけるデバイス選択とその操作を学んでいただけます。

【運営協力】日本ゴア株式会社

募集人数
(1時間枠)
4名 (最小実施人数 2名)

当日のご案内

事前参加登録終了しました。多数のお申込みありがとうございました。以降は、当日の受付となります。

受 付

日 時 2019年10月31日(木) 17:30-19:00
11月 1日(金)   8:00-17:30
場 所  ホテル日航奈良 4F 飛天前

当日参加登録

本シンポジウムはライブ手術であり、実際に血管内治療に携わる医療従事者限定にさせて頂いております。

事前参加登録【10月25日(金)】 当日参加登録
医 師 5,000円 10,000円
メディカルスタッフ 2,000円 3,000円
企 業 5,000円 10,000円
研修医・学生 無料

問い合わせ先

NEXT運営事務局 next-reg@n-practice.co.jp

演題募集

10月31日(木)18:00から症例検討会を開催いたします。
血管内治療において実臨床で難渋した症例を大募集いたします。ふるってご応募ください。

特典

  • ・演題登録者はNEXT2019への参加登録費を免除いたします!
  • ・演題登録の中から、優秀症例は口演頂き、副賞として、交通・宿泊費をサポートいたします!(口演以外の方はNEXT会期中、ポスターを掲示させて頂きます)
  • ・最も教育的効果が高い優秀症例賞の受賞者は、症例検討会翌日のNEXT2019のライブデモンストレーションのプログラムにて、“Challenge Faculty”として、ライブコメンテーター席にお迎えいたします!

応募方法

下記項目を記載、および添付のうえ、メールにてご応募下さい。

件名『 NEXT2019 症例検討会 演題登録 』

  • 1.氏名
  • 2.所属施設、科名
  • 3.ご連絡先(携帯、メールアドレス)
  • 4.発表演題名
  • 5.発表内容については、PPT1枚にKey画像と経過を簡単に説明してください(ファイル名例:NEXT2019 Nara Taro)

送信先

NEXT運営事務局 next-program1@n-practice.co.jp

締切

受付を終了しました。

Off-the-Job Training

NEXT2019 では、下記のとおり、Off the job training (以下、OffJT)を実施いたします。
・最大5時間のCertificateの取得が可能です。
・NEXTファカルティーが、随時助言、指導を行います。

実施日時

2019年11月1日(金)
1)10:15-11:15
2)11:20-12:20
3)13:35-14:35
4)15:05-16:05
5)16:10-17:10

コース内容

EVT-1

EVT Guidewire Education Course

ETOSS(イートス)とは…Educational Total Occlusion Simulation Systemの頭文字から作った造語であります。
各種CTO(慢性完全閉塞)で選択されるGuidewireの製品特性は、それぞれ設計を細かく変えて特徴を持たせております。
その違いを“閉塞病変モデル”を用いて触感的且つ視覚的に体感をして頂く目的のシュミレーターであります。
CTO-Guidewireに求められる特性として“穿通性”と“トルク伝達性”は重要な要素と考えております。
是非とも“ASAHI Guidewire Lineup”をETOSSで体感して下さい。

【運営協力】朝日インテックJセールス株式会社

募集人数
(1時間枠)
3名 (最小実施人数 1名)
COIL

3コースで
1時間

Tips of Cerenovus Coilsコース

複数の血管モデルに対して、異なった種類のコイルを用いたハンズオンを行います。
コイルの使用方法、状況に応じたコイルの種類・サイズ選択の習熟を目的と致します。

【運営協力】ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社


Interlock/IDCシリーズ 機械式コイルを使いこなす!

機械式デタッチャブルコイルの使い方、特長・利点、注意点、トラブルシュートのテクニックについて、網羅的にご習得頂くことができます。
サンプル品と血管モデルを用いて、ガイドワイヤとカテーテルのアクセスから始まり、親血管、動脈瘤に留置するところまで、社員がサポートさせて頂きます。
コイルは18タイプと35タイプをご用意し、それぞれのポイントをご習得頂きます。

【運営協力】ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社


ハイドロゲルコイル【AZUR CX35】ハンズオンコース

本コースではテルモの35インチ・ハイドロゲルコイル【AZUR CX35】のハンズオンを中心に実施します。模擬血管モデルを使用し、内腸骨動脈へのコイル留置を実施、その際にコイル挙動、及び理想的コイル配置等を体感頂けます。
また本製品は保険算定条件として「所定の研修を修了した医師が実施した場合に限り算定できる」との条件がついておりますが、今回ご参加頂きました先生方はこの研修に該当となります。

【運営協力】テルモ株式会社 

募集人数
(1時間枠)
3名 (最小実施人数 1名)
EVT-2

SUPERAトレーニングコース

SUPERAの基礎的な情報から臨床成績まで座学で習得していただいた後、特徴のある留置方法をハンズオンキットを用いて体験頂けます。
留置前からの準備の重要ポイントや至的留置に関するコツをハンズオンを通してお伝え致します。

【運営協力】センチュリーメディカル株式会社

募集人数
(1時間枠)
4名 (最小実施人数 3名)
ECHO

エコー下穿刺コース

下肢閉塞性動脈硬化症に対する治療は、従来のバイパス術や内膜剥離術等の外科的治療科から、血管内治療へパラダイムシフトしてきております。最も大きな要因は、デバイスの目覚ましい進歩によるものでありますが、そのデバイスを用いる上で、穿刺は最も重要な手技となります。高度石灰化で一部しかヘルシーな動脈がない、distal punctureを要するような症例等、エコー下穿刺が必須となる症例も少なくありません。しかし、on the jobでの経験では限界があり、エコー下穿刺ならではの技術をOff the jobでトレーニングすることは、非常に重要となってきております。今回のコースでは、各病院ごとでも可能なエコー下穿刺のOff the job trainingを提供し、エコーの描出の仕方、穿刺のテクニックにつき学んでいただきます。

【運営協力】キヤノンメディカルシステムズ株式会社

募集人数
(1時間枠)
4名 (最小実施人数 1名)
SG

エクスクルーダーIBEコース

当コースでは ゴア エクスクルーダーY字型ステントグラフトシステムの留置手技に加え、腸骨分岐用デバイス ゴア エクスクルーダー IBEの留置手技を体験していただけます。 大動脈腸骨動脈瘤の疾患モデルの透視画像を見ながら、器具をシミュレーターに挿入することで、ステントグラフト留置の流れ、各ステップにおけるデバイス選択とその操作を学んでいただけます。

【運営協力】日本ゴア株式会社

募集人数
(1時間枠)
4名 (最小実施人数 2名)

お申込みについて

受付は終了しました。
当日キャンセルが発生した場合は受付ますので、OffJT受付にお越しください。

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